料亭
RYOUTEI Grand maison
全てはお客様の
大切なコミュニケーションのために
130年の歴史
文明開化もすっかり広まった明治23年（1890年）、開花亭は、のちに福井随一の花街へと発展する福井城下「浜町（はままち）」に誕生しました。
200畳の大広間を湛え、福井の料理・娯楽を牽引する存在だった屋敷も、福井空襲（昭和20年）と福井震災（昭和23年）の災厄で二度焼失。
その後ようやく再建された店舗は、平成19年に国指定登録有形文化財となり、平成22年にはAPEC首席代表歓迎晩餐会場となりました。
「ほんもの」のお料理
地方の料理店では、京都で修行した料理人が包丁を振るうのが常識でしたが、開花亭では福井で育った料理人が、福井の素材を活かす「ふくい料理」を追求して参りました。
「御食国（みけつくに）」と称されるほど豊かな山海の幸、越前焼や越前塗などの伝統工芸、コシヒカリが生まれた米どころとそこで醸される淡麗な地酒――――。
それら美食のエッセンスを、熟練の職人が美しい日本料理に仕上げてご提供します。
「おもてなし」の設え
国指定登録有形文化財のお部屋は、全てが完全個室。
季節やお客さまのシチュエーションに応じて掛け軸や生け花、スタッフの装具などが変わります。
お客さまがもてなされるお客さまを、お客さまのお心以上の設えでお迎えすることが、開花亭の使命です。
浜町の芸妓文化
福井市浜町には花街らしく芸妓組合が残り、今もますます活発に活動を続けています。
また地域も芸妓文化を愛し、福井ならではの情緒をこれからもつなげていこうと支援しています。
平成17年には全国11組合の芸妓衆が集まり、各地の芸妓文化の彩りを楽しむ「浜町・花あかり」が開花亭で開催されました。
福井料理の匠
創業からの長い年月の中で、開花亭の味を支えた料理人は数知れません。
開花亭の料理長を務める 竹内 直也 には、地元の料理人を代表して「ふくいの味」を守り拓いていくという覚悟とプレッシャーが常に課せられています。
